職人のこだわり全部のせ!勝負バッグを紹介
こんにちは,革職人あきさんです。
今回は完全に自己満足のPRブログになってしまいました。バッグに詰めこんだ「革職人のこだわり」を知ったら,欲しくなってしまう・・・かも?
本当に買いたくなるのか,読んで判断してくださいね!
目次
採算度外視のこだわり全部乗せバッグ
今回紹介するバッグはこちら!!!
「普通じゃん」そう思ったあなた,侮るなかれ。
実はこのバッグ, 売れるとか儲かることを一切考えずに作った,職人のこだわり全部乗せバッグ。言わば,職人エゴバッグ(笑)
もちろん,気に入ってくださった方がいれば,お譲りしようと思ってますが・・・もう作りません。(理由はお察しください)
独立して3年目の僕が,どうしてそんな職人エゴバッグを作ろうと思ったのか,それはそれは深い理由があったのです。
職人の夢を叶えるための修行
僕には夢があります。それは,イタリアで個展を開くこと。
革と言えばイタリア,そう連想される方も多いですよね。世界三大レザー「イタリアンレザー」の生産地です。またヨーロッパは世界のファッションを牽引する場所。
革職人を名乗るからには,イタリアに挑戦したい。そう思ったのです。
でも,問題がありました。
・お金が足りない・
・イタリアにコネがない
・語学が堪能でない
なんといっても,技術が足りない!!!
もちろん職人を8年もやっているので,たいていのことはできます。でも,目の肥えた本場の人々に見せるためには,技術を高めなければッ!圧倒的な自信とともにイタリアに行きたい!
だったら修行あるのみ!!!
イタリア個展の夢を叶えるために,徹底的に技術を磨き上げよう,という,言うなれば「修行バッグ」なのです。
記念すべき第1弾は定番の・・・
そんな修行バッグの第一弾はトートバッグです。
バッグの中でも,定番中のド定番。約100年も前から荷物を運ぶ用途に使われています。(参考:トートバッグの歴史)
そんな世界中から愛されているトートバッグ,実は奥が深かった・・・。こんなんでも一応,革職人。「よくある~」と言われたくないんです。ということで,無駄かも知れない職人のこだわりポイントを紹介します!
こだわりポイント①手縫い仕上げ
こだわりポイント②持ち手とコバが同じ色
こだわりポイント③ちらっと見える着物帯
僕のブランド「AKIHIRO KAWAI」では,創業当初から着物帯を使った商品を扱っています。なぜなら,着物帯には,ほかにはない上品な輝きがあるからです。
糸が幾重にも重なることで生まれる光沢は,見る角度によって異なる輝きを放ちます。
また,古くから親しまれている「着物文化」が「本革」と組み合わさるとどうなるのだろう・・・ちょっとした冒険心もありました。
当然,修行バッグにも,着物帯を使用しました。実は,試作段階では,表に着物帯を配置していましたが,本気で攻めるなら,奥ゆかしい「和の心」まで再現しよう!ということで,このデザインになったのです。
ちらっと見えるからこそ,品があって美しいと思います!
世界にひとつだけの勝負バッグを
ちなみに,この修行バッグには「始動」という名を付けました。ちゃっかりイタリア語のサブタイトル「L’inizio」もつけました。
イタリア行きを本気で目指す,僕の修行のはじまり。みなさんの後押しが励みになります。
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